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2013年04月09日
 焼酎好きの方なら、鹿児島市のコセド酒店という名前は、1度は聞いたことがあると思います。私が初めてお会いしたのは、確か平成8年だったと思います。飾り気のない方で、しかし内に秘めた強いさを感じる真っ直ぐな人という印象でした。小瀬戸さんといえば、「森伊蔵」を育てた人で、その頃すでに手に入りにくい焼酎となっていました。小瀬戸さんは、県内の蔵を訪ね歩き、その後、「村尾」など多くの焼酎を広めていきました。我家も「紫美」で大変お世話になりました。

さて、今回、縁あって、薩摩焼酎「出水兵児」と「花紫美」を取り扱って頂くこととなりました。天文館の天神ぴらもーる店は3月22日にオープンしたばかりです。こちらの米盛店長とは「焼酎マイスター講座」で一緒でした。座席というのは不思議なもので、指定されているわけではないのに必ず前に座る人、後ろに座る人と決まってきます。米盛さんはいつも一番前で熱心に聴いておられました。ちなみに私は、いつも最後尾でした。

南栄町の本店も、天文館店も見るだけでも楽しいので、是非お出掛け下さい。

写真は天神ぴらもーる店です。
2013年04月01日
 今日から四月。新年度です。
三月が別れの月とするならば、四月は出会いの月かもしれません。桜の花が散ればまた、青々とした葉が芽吹く。人の世も同じこと。

入学、入社。おめでとうございます。
2013年03月27日
 昨年7月より始まりました「かごしまルネサンス 焼酎マイスターコース」も3月23日をもって修了しました。9ヶ月間、計120時間にわたり焼酎学の基礎からマーケティングにいたるまでを体系的に学ばせて頂きました。鹿児島大学の先生方を始め、講義をして下さった講師の先生方、とても丁寧にわかりやすく教えて下さいました。また受講生同士、お互いに助け合ってきたからこそ、無事、修了式を迎えることができました。
本当に、ありがとうございました。

「たかが焼酎、されど焼酎」
これから少しずつ、焼酎の魅力を語っていきたいと思います。

2013年03月17日
 鉢植えの小さな桜が開花しました。小さいながらも春を告げてくれて、身の丈に合った大きさだなと思います。

さて今日は、友人の還暦祝いに招かれています。還暦とは、60年で干支が一回りし、生まれ年の干支に戻ることから、「還暦」というそうです。
桜と還暦、一見結びつきがないように思えますが、「生きること、死ぬこと」の両面をはっきりと抱えて存在している姿に共通点を覚え、深いものを感じます。
これからの人生をどのように生きてあの世に旅立つのか、桜はそれを無言の中に問いかけている気がします。

「死に支度致せ致せと桜かな」 一茶の句です。いろいろなことを考えながら桜を眺めています。
2013年03月10日
 3月5日より鹿児島市の黎明館で第97回・二科展 巡回鹿児島展が開催されています。焼酎「花紫美」のラベル原画を描いて下さった・山﨑美恵子さんの絵画「ハーモニー」がパリ賞を受賞しています。

3月17日までです。是非、足をお運び下さい。
2013年03月09日
  昨年7月から始まった「かごしまルネッサンスアカデミー 焼酎マイスター養成コース」の講義が本日を持って終了しました。授業ごとのレポートは大変でした。また昨年は家族の健康状態が不安定な中での通学でしたので、毎週土曜日のみとはいえ、足取りも軽くとはいきませんでした。
しかし、授業は「発酵」の基礎から学べ、麹や酵母の違いなどがわかるようになり本当にためになりました。先生方がとても丁寧だったこと、仲間の皆さんに助けられてやっと本日を迎えることができた気がします。とにかくホッとしました。

(鮫島教授最後の授業です。)
2013年03月01日
 早いもので3月。
今日は鹿児島県の公立高校の殆どが卒業式だったようです。
別れもあれば、のちの出会いも。そういった人生模様が凝縮した季節。春ならではの光景のような気がします。
2013年02月15日
ミモザの花が咲き始めました。昨年は3月の頃、咲き始めたように思います。今年は昨年より暖かいのかもしれません。
かわいいミモザの花を見ていると、何故か金平糖を思い出しました。私は、やはり花より団子です。

2013年02月13日
バレンタインデーの由来は諸説あるようですが、269年にローマ皇帝の迫害の下で殉教した聖ヴァレンティヌスにちなんだものが有力のようです。

さて、バレンタインデーといえば、チョコレート。日本で初めてバレンタインデーにチョコレートを贈ることを始めたのは神戸のモロゾフとか。近頃は好きな人に贈るだけでなく、友チョコ、自分のためのチョコも増えました。
この時期は、いろいろな種類のチョコがあるのでとても楽しみです。

自分のために買ったチョコレートです。



2013年02月10日
 出水市にあるお寺の桜が満開です。寒緋桜かなと思います。節分を過ぎて一気に咲きはじめ春の訪れを教えてくれます。

さて、今年の節分は、歌舞伎の十二代・市川団十郎さんが亡くなりました。成田山で、豆まきをされていた姿がとても印象に残っていますので、節分の日に亡くなられたことは偶然でない気がします。
享年66歳だそうで、歌舞伎界にとっては中村勘三郎さんに続く訃報であり、その衝撃は計り知れないものと思います。私も一度、団十郎さんの「勧進帳」を観たいと思いつつ、叶わぬこととなりました。亡くなられた後、団十郎さんについての記事を読んでみると、「巧いという役者は他にもいたかもしれないけれども、団十郎ほど立派な役者はいなかった。」という意見がどの記事も占めています。技巧を超越した人間性の深さが創り出した芸ということだと思います。団十郎さんは19歳で父親を亡くし、また晩年は白血病と闘いながら、生き抜いてきた方です。骨髄バンクNPO法人の会長も務めました。また子供たちに直接、歌舞伎指導をしたりと、歌舞伎以外の多くのことにも力を注いでおられたようです。そういう生活のすべてが芸につながっていたのかもしれません。

2月5日の日経新聞に掲載された演劇評論家の上村以和於氏が「市川団十郎を悼む」という文章の中で成田屋の「荒事」「にらみ」について、とても興味深いことを述べていたおられました。
『市川家の芸の神髄は「荒事」にあるといわれるが、それは「荒人神」という一種宗教的な精神を根底に持っている。「にらみ」という、団十郎家に今も伝わる儀礼で、団十郎が睨んで見せると邪気が払われると信じられた。それは俗信というより、民族の深部に宿る人々の願いであり、祈りにも通じる。団十郎とは、その民族の魂を体現する者であり、「荒事」は、それを現す芸だった。』と。

 多分、市川団十郎という役目は、人知れず、一心に民の幸福を祈り続けてきたものであり、そして私達は、真なる市川団十郎が在ることで守られてきたのかもしれません。能はさまよえる霊を鎮める鎮魂の役目があったといわれています。歌舞伎も、もしかしたら本来は、祈りが根底にある芸であり、それを歌舞伎の支柱である市川宗家が担っていたように思えます。
その重責たるや想像を絶するものがあったかと思います。今はただただゆっくり、休んで頂きたい。
お寺の桜を眺めながら、ふとそう思った次第です。








2013年02月03日
 暖かい日が続いていますが、2月です。3日は節分、4日は立春と春に向かっています。
もうすぐバレンタインデー。百貨店のチョコレート売り場は多くの女性客で賑わっていました。家族用と自分用に今年はどれを買おうかと考えています。あれこれ眺めるのも楽しみのひとつです。
また「出水兵児」を飲みつつ、古に思いを馳せるのも良いかなと。
穏やかな1ケ月であることを願って。

2013年01月29日
 もうすぐ1月が終わります。この1月を振り返ってみると、アルジェリアの人質事件が大きく心にのしかかります。遠い異国の地で、仕事に誇りと責任を持って生きてきた日本人が何故、あんな目に遭わなければならなかったのか、本当に悔しい出来事です。
今まで元気だった人、健康で何の病気もない人が突然この世を去ってしまう現実。一体、「命」とは何だろうかと考えます。今回の事件が多くの投げかけをして下さったということは誰もが感じていることだと思います。
どんな言葉を持っても、当事者のお気持ちを理解できることはないだろうと思います。
遺族のおひとりの「私の子供に生まれてきてくれて、ありがとう」という言葉を聞いた時、胸が締め付けられました。この一言に全てが集約されている気が致します。そっとしてあげたいと思います。
故人のご冥福とご遺族の心が一日も早く癒されること、また事件に巻き込まれた方々の心の傷も癒されますことを心からお祈り申し上げます。
2013年01月23日
 今年も1月10日に阿久根市倉津地区の「えびすまつり」に招かれました。倉津は漁業を中心としているため、ことのほかこのまつりを大切に代々守っています。
「板子一枚下は地獄」という言葉があるように、漁師の仕事場は広い海原であり、逃げ場のない危険なものです。先代のおじいさまは神仏を尊び、自然に対し畏敬の念を忘れず、決して無理な漁をしなかったといいます。順調に魚を取っていても、雲の流れがおかしいと見るや「引き返すぞ」といって戻ったことが何度かあったとか。一緒に船に乗っている人はいい天気なのにと思っても、船長には逆らえず、渋々、港に戻ると、海が時化て嵐となったそうです。

私達を招いてくださった当主の「今年1年、えびすまつりに皆さんが顔を揃え元気で無事1年過ごすことができ、また来年も集えますように。」という挨拶で宴が始まりました。いつまでもいつまでも続いてほしい大切なまつりです。
2013年01月21日
 寒い日が続いています。早いもので1月も20日を過ぎました。
何の取り柄もない私ですが、人に恵まれています。自分でもそう思いますが、占いでもこれだけは共通して言われることなのでそうなのだろうと思います。

さて先日、店舗開設に際し、小学校の恩師、M先生が素敵な観葉植物を、わざわざ届けて下さいました。鉢には、「多くの人に愛される店づくりに頑張ってください」というカードが添えられていました。
商品は、売る、買うものでありますが、実はお客様に育てて頂くもの、造る人に至っては売る人も、育てる人に含まれます。父から何気なく聞いていたことですが、、先生の言葉は、あらためて考えさせられる言葉です。迷った時、このカードを見て頑張ろうと思います。

20日の日曜日には小学校の友人が、シクラメンの鉢を持ってお店に立ち寄ってくれました。「同喜会」といいます。

本当に、ありがとう。
2013年01月08日
 七草粥を食べ正月も終わり.、日常に戻った気がします。しかし、我が家の庭は南天や万両が実をつけたままで華やいでいます。
万両といえば赤い実が一般的ですが、ヒヨドリが白い万両の種を落としていくそうです。白万両は百万両に通じ、また昨年の実が落ちずについていることからもとても縁起が良いとされています。

ショップ新屋、御来店の折は、是非、庭の「白万両」も覗いてみてください。
2013年01月04日
 明けましておめでとうございます。昨年は、お世話になりました。
今年もよろしくお願い致します。

昨年の初夢は、白い駱駝が迎えに来た夢でした。幸運の駱駝だったのでしょう。激動の一年を無事、乗り切ることが出来ました。今年の初夢は、来年語るとして、穏やかな良き一年であることを切に願います。

日本が、そして皆が幸福でありますように。
2012年12月26日
 今年も残すところあとわずか。この度、通販の他に、店舗を出しました。小さな小さなお店ですが、出水にお越しの際は、是非お立ち寄り下さい。
2012年12月25日
 近所のお菓子屋さんのケーキを食べ、普段とあまり変わらないクリスマスを過ごしました。
12月は、パソコンが壊れたり、家の修理など、最後まで慌ただしい日々です。
唯一、CD「日本の恋とユーミンと」を買ったのが、ちょっとした安らぎでしょうか。ユーミンの曲を聴きながら、まさかこんな人生になるなど予測はしなかったなと思いつつ、年賀状を書きました。
2012年12月11日
12月5日、歌舞伎役者の中村勘三郎さんが亡くなりました。57歳という若さでした。勘三郎さんというと歌舞伎界の革命児といわれ、新しいことに、次々と挑戦するイメージが強かったのですが、ここ数日の追悼番組を見ていると、稽古熱心で、どんな形も身についていた人で、だからこそ、あらゆる芸を務めることが出来たのだそうです。類い稀なる才能はもちろんですが、努力を惜しまなかった人といえます。人柄の良さは誰もが口にすることで、誰かのエッセイで、勘三郎さんは本当に良い人だから、彼のことを悪く言う人は誰もいないという文章を読んだことがあります。きっと優しい人だったのでしょう。だからこそ、歌舞伎も特定の人だけが鑑賞するのではなく「歌舞伎は庶民の娯楽だから。」と大衆が楽しめるような舞台を試みていたような気がします。

昨年10月に観た「俊寛」が私にとっては勘三郎さんを観た最初で最後となりました。私のような初心者にもわかりやすく丁寧に演じてくれていたのが、印象的でした。もう一度行きたいと思ったのは私だけではないと思います。あまりにも若い死で、残念でなりません。心からお悔やみ申し上げます。
2012年12月03日
 10月かなりの無理をして中島みゆきコンサートに行ってきました。私はファンクラブなので、当選か否かは別として、何ヶ月か前に予約ができます。当初、土曜日を第一希望に、日曜日を第二希望にしていました。ところが後に焼酎マイスター講座を受けることになり土曜日は不可能に。やきもきしていましたが何故か第二希望の日曜日に当選しました。しかも前から5番目。楽しみにしていたところ10月に家族が体調を崩し、外出は困難となりました。今回は無理だろうとあきらめていたというか、行ってよいなら行けるような流れがあるだろうしと思っていたところ御蔭さまで足を運ぶことができました。

 私は中学からの、みゆきさんのファンです。コンサートは実に10年ぶりで2回目でした。新しいアルバム「常夜灯」からの曲や以前の曲を織り交ぜての内容で、私の好きな曲「あした」を聴けた時は、涙が出ました。そして「常夜灯」の中の「倒木の敗者復活戦」という歌。私に「頑張れ」って言っているみたいで本当に勇気づけられました。

ユ-ミンとみゆきさん。私達の世代、ファンが多いと思います。都会の香りのするユーミンと北海道の香りのするみゆきさん。どちらも好きですが、それぞれの曲に思い出があります。多分、皆そうなのでしょう。会場は、私と同じ世代の御夫婦や親子づれ、頷きながら、時には涙して聞き入っていました。

「縁」があったことに感謝し、今年最後の月を頑張りたいと思います。
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