こだわりの芋焼酎を鹿児島から全国へお届け
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2013年08月10日
残暑お見舞い申し上げます。
毎日暑い日が続いています。また各地で大雨による災害が起こっています。被災された皆様、お見舞い申し上げます。

さて鹿児島を代表する夏のかき氷に白熊なるものがあります。氷にシロップ、練乳をかけ、フルーツや小豆あんなどを飾ったものです。お店によって様々ですが、私は山形屋百貨店の白熊が好きです。多分、小さい頃から食べていたお店だからでしょう。

いつも子供と食べて「夏が来た」と納得するのですが、そういう意味ではまだ、夏がきていません。
2013年08月01日
 早いものでもう八月。あっという間にお盆を迎えるのだろうと思います。
こちら出水は雨も少なく暑い毎日ですが、風が来少し涼しくなってきた感じがします。

夏といえば、蝉。欅の木にクマゼミとアブラゼミが同時に止まっていました。朝早くから鳴くので、お蔭様で早起きになりました。
2013年07月28日
 山から移植した姥百合が咲きました。花の咲く時期になると葉が枯れてなくなるところから「歯のない姥」にたとえて名前が付けられたようです。

百合には珍しくハート形の丸みを帯びた葉で、香りはとても華やかです。この花の香水があったらいいのになと思うほど。

この花を見ると夏を感じます。
2013年07月23日
 毎日、毎日、暑い日が続いていますが、この暑い日もお盆を過ぎると涼しい風に変わり、早い蔵では、焼酎の仕込が始まります。

さて、焼酎の麹菌というと、白麹菌、黒麹菌が有名ですが、実は明治の頃は、黄麹菌で焼酎を造っていました。では、どういう経緯があったのでしょうか。
焼酎の麹菌といえば、河内源一郎商店をすぐに思い浮かべます。酒の鑑定官として鹿児島へ赴任した河内源一郎氏は、暑い時、醪の腐敗が起こることを知ります。これは、寒いところで仕込む清酒と同じ気麹菌で暑い鹿児島の焼酎を仕込むことが原因ではと考えた河内氏は、鹿児島より暑い沖縄の泡盛が腐敗しないことに気づき、沖縄から泡盛の黒麹菌を持ち帰り、焼酎造りに適した「黒麹菌」の培養に成功します。(学名 アスペルギルス・アワモリ)
その後、泡盛黒麹菌の突然変異によって生じた白麹菌を発見。(学名 アスペルギルス・カワチ)やがて全国に広がります。ちなみに韓国のマッコリも河内菌を使用しています。
焼酎の麹菌は黄麹菌→黒麹菌→白麹菌という流れです。

話は変わり、23.日付けの朝刊で、河内源一郎商店の代表取締役、山元正明氏が亡くなられたことを知りました。娘婿に当たる山元先生は、新たな黒麹菌「NK菌」や河内式自動製麹装置を開発し、焼酎業界の発展に貢献された方です。偉大な先生でしたが、とても気さくな方でした。心からご冥福をお祈り申し上げます。そして先人の方々の努力のお蔭でおいしい焼酎があることを決して忘れてはいけないとしみじみ思ったことでした。

2013年07月17日
 本当に暑い日が続きます。昔もこんなに暑かったかなと、昭和の頃を思いだしてみるのですが、それなりに過ごせてていたように思えます。

季節は、それぞれの顔を持っていますが夏ほどはっきりしている季節はないと思います。蝉の声、祭り、花火など。
鹿児島では六月燈の季節です。博多は山笠。京都は祇園祭り。今日は京都は山鉾巡行です。若い頃、勤めていた会社で京都の方がいらして、17日に「今日は山鉾巡行やな。」と呟いたのがとても印象的で、それぞれの故郷の祭りは格別なのだと感じたことがあります。

さて八月はお盆。やがて秋になりあっという間に季節が移りゆきます。
頑張って暑い夏を乗り切りましょう。
2013年07月12日
 焼酎マイスター講座でお世話になりました鮫島吉廣教授が書かれた焼酎のエッセイです。
とても読みやすく、あっという間に読み終えますが、さらっとした中にぎっしりと中身が詰まっています。
鮫島教授は、この3月鹿児島大学農学部付属焼酎・発酵学教育研究センター教授を退官されましたが、以前は薩摩酒造の常務として活躍されていた方です。自社のみならず、業界全体の技術の向上に務め、焼酎業界でこの方を知らない人はいません。また、製造はもちろんのこと、歴史・文化的なことを始め、多岐にわたり焼酎の魅力を語れる方です。焼酎を知り尽くしているからこそ書ける文章ですが、優しさと強さ、静と動、とてもバランスの取れた方だということがよくわかります。そして何より、焼酎への愛おしさが伝わります。私は、第二部・六五(神の素粒子)という文章に魅かれるものがあります。

理系の人ほど文章がうまいと何かの本で読んだことがありますが、まさにこれもその1冊。暑い夏も、爽やかな気分になれます。









2013年07月06日
 公民館長を引き受けている私の友人宅には、いろいろな拾得物が届けられます。犬、猫はもちろんですが、今回はアヒル。アフラックの宣伝では、ありません。
集落内の道路を歩いていたところを保護されたそうです。
友人から一時的に預かっていたアヒルが逃げ出したそうで、次の日に、無事預かり主に戻ったようです。

人の世話どころか、動物の保護に至るまで、公民館長の仕事は多岐に亘ります。生業をしながらの仕事。頭が下がります。
2013年07月01日
 早いもので、七月。今年も前半、終了したのかと思うと、月日の経つことの早さを実感します。

七月といえば、七夕。「柵機(たなばた)」とは古い日本の禊行事で、乙女が着物を織って棚に供え、神様を迎えて秋の豊作を祈ったり、人々の穢れを払うというものだとか。

日本の伝統文化は、神事と深い結びつきがあると、いつも思います。

今年は、出雲大社と伊勢神宮の式年遷宮が初めて重なるとか。
今年の年末は、どんな年になっているのでしょうか。
後半に向けて、頑張っていきましょう。l
2013年06月24日
 スーパーで梅を見かけるようになりました。もうそんな季節なのかと思います。
市販の梅酒ももちろんおいしいのですが、自分で作る自分だけの梅酒もなかなかのものです。
さて梅酒というとホワイトリカーで漬ける方が多いのですが、ホワイトリカーで漬けなければいけないということではありません。
ホワイトリカーが多いのは、無味無臭なので素材の味が出やすい、価格が安いことが挙げられます。
では、本格焼酎で漬けてみるとどうでしょうか。本格焼酎は原料に個性があるので、よもや梅の良さが出ないのではと思いそうですが、焼酎の旨味と梅の成分がうまく溶け合って、とてもおいしく仕上がります。
また、梅酒というと35度のものを使いますが、なぜでしょうか。アルコール度数が低いと果実から抽出される水分で仕上がりのアルコール度数が低くなるため、品質の劣化につながるからのようです。しかし、早く飲みきるのであれば25度で漬けても大丈夫だと、25度で漬けた経験がある私としては思うのですが、保存場所など、家庭によって違うので35度が無難かもしれません。

是非、一度、挑戦してみましょう。
2013年06月22日
 あわや台風が上陸と思いましたが、寸前で熱帯低気圧に変わりました。
今日は、涼しいと思える心地よい風が吹いています。
雨らしい雨もないまま梅雨が終わるとは思えませんが、とても気持ちの良い気候です。
2013年06月18日
 今日、6月18日は祖父の命日です。亡くなって60年以上になります。五十年忌が出来るのは、故人が早くに亡くなったか、子供が長生きかだそうです。言われてみれば、確かにそうだど思います。祖父は62歳で亡くなっていますので、父は自分がどれだけ生きるのか不安があったのでしょう。62歳の誕生日に「おやじの年齢になった。」とぽそっと呟いたことをよく憶えています。

祖父は、私が生まれる前に亡くなったので、写真の祖父しか知りませんが、酒屋という家業を一所懸命働いて守っていたように思います。仕事をしていると、どこかで見ていてくれるような気配を感じます。

先日は、東京と熊本の従妹が父を訪ねてくれました。4人でお墓参りに行きましたが、生前の祖父を知っている従妹もいて、祖父は、とても嬉しかったのではないでしょうか。

梅雨のこの季節。どこを歩いても紫陽花がきれいに咲いています。祖父の亡くなった日も、紫陽花がこんなにきれいだったのかなと思うと、紫陽花は祖父の花のようにも思えて、親近感を覚えます。
2013年06月14日
 もうすぐ父の日。当たり前のように受け止めているこの日も、父が高齢になり、入院を繰り返すと、あと何回この日が来るのかなと、ふと思う時があります。
また母子家庭で育った息子にしてみれば祖父=父として育ったわけで、この子もまたどんな思いなのだろうかと思います。

さて、私の父は大正生まれですが、父を語るなら「卑しさのない人」という一言につきます。出水兵児修養の掟の中に
「・・・・たとえ恥を知りて首はねられるとも、己の為すまじきことをせず死すべき場を一足も引かず・・・・・・」
という文言がありますが、ここを読む度、父を思います。
さて、今年の父へのプレゼント。何にしましょうか。
2013年06月07日
 「のぼうの城」という映画を見ました。ひとつには、野村萬斎さんが好きだからなのですが、500足らずの兵で20000の兵と戦い、城が落ちなかったという内容に興味があったからです。
武に優れぬ武士・成田長親がどのような策を持って敵に向かっていったか。長親は親しみを込めて領民から「のぼう様」と呼ばれています。不器用でも心根が優しく、常に民のことを考えています。そんなのぼう様が、城が水攻めに遭い、何の罪もない百姓が敵方に殺されたことから一計を案じます。それは敵の前で、田楽を踊ること。その意味するものは何だったのか。人の器とは。考えさせられます。

映画としても、楽しいです。能楽師・野村萬斎さんならではの踊り、この役は、この人なくして成り立たないと思えます。上地雄輔さん演じる石田三成もよかったです。
是非、御覧下さい。 
2013年06月03日
 4月末、私が無事に3月、鹿児島大学焼酎マイスター講座を卒業したことへのお祝いとのことで、小学校の恩師M先生と友人のKちゃんが食事会をひらいてくれました。
家族の入院、手術があった中での受講だっただけに、先生は「投げ出さずによく最後まで頑張ったね。」と褒めて下さいました。
ところで友人のKちゃんは、鹿児島純心高校新体操の主将を務めた人です。当時の純心の新体操部といえば、インターハイでも国体でも優勝するほど強いチームで練習の厳しさは相当なものだったようです。つらかったけど彼女もまた辞めようとは思わなかったといいます。
何故でしょうか?

小学校の時、私たちはM先生が大好きで先生の教えは絶対と思っていました。先生は、ホームルームで「出水小の子供は頑張る子です。最後まであきらめない子供です。あきらめることは簡単です。でも苦しくても頑張ったら、必ず何か道があります。」ということをいつも説いていらした記憶があります。そのおかげで、先生の言葉が自然とどこかに刻まれている気がします。
小学校教育、とても大切な気がします。

写真はそら豆とかぼちゃとコーンのスープです。とてもおいしいランチでした。先生ありがとうございました。
2013年06月01日
 早いもので六月になりました。今日は雨です。雨だと洗濯ができなかったり不都合が多いのですが、楽しみもあります。
何といっても紫陽花がきれいです。青、赤、白いろいろな色や形があり飽きることがありません。また、家の中でひとり、ぼうっ-と過ごすのも好きです。
何故か、伊勢正三の「雨の物語」を聴いてみました。高校の頃ヒットした曲ですが、今聴いても、いい曲だなとしみじみ思います。

今月も頑張ろうと思います。
2013年05月23日
 この春、就職した息子に父が贈った本が百田尚樹氏の「海賊とよばれた男」です。
「永遠の0」がとてもよかったので、私も購入しました。上下2巻の厚い本ですが、とてもおもしろく、あっという間に読み終えました。
出光興産の出光佐三氏をモデルとした小説ですが、「日本人としての誇り」について深く考えさせらます。
無名の出光氏に当時、6000円という大金を提供した日田重太郎氏、イギリスと係争中のイラン・アバタンへ向け、「沈むかもしれない」という覚悟でタンカー「日章丸」の船長を引き受けた新田氏。どの分野においても本物はいるのだと思いました。

日曜日の「題名のない音楽会」は番組の途中にCMを挟まないことでも有名ですが、この小説を読んで、納得がいきました。ガソリンも出光にしなくてはと思った次第ですが、何はともあれ是非読んで頂きたい一冊です。
2013年05月14日
 連休も母の日も終わり、何となく日常に戻った感じがあります。
さて、先日、新幹線に乗ったところ、若夫婦が小さい子供さんを連れて乗り込んできました。おじいちゃん、おばあちゃんも一緒です。2歳くらいの男の子でしたが、皆で、その子を囲み、優しい時間を過ごしているのがこちらにも伝わり、私まで癒されました。
皆でどこに行くのだろうと考えていると、息子が小さい時のことを思い出しました。5月の連休に初めて、平川動物園に連れていったところ、それはそれは喜んで走り回り、コアラの前から離れず、往生したことがありました。
そんな息子も、この春から社会人。仕事が販売のため、母の日も売り場に立って頑張ったことだろうと思います。いつか息子も親となり、私にも優しい時間が訪れることを願いながら新幹線を後にした私です。
2013年05月06日
 5月5日子供の日に、巨人軍前監督の長嶋茂雄氏と松井秀喜選手が国民栄誉賞を受賞されました。本当におめでとうございます。野球のすごさもさることながら、人柄の良さ、人間性の素晴らしさが伝わりました。
長嶋監督の元気な声を聞けたことは何よりでしたし、松井選手の「・・・僕が誇れることは、日米の素晴らしいチームでプレイし、素晴らしい指導者の方々、チームメイト、そして素晴らしいファンに恵まれたことです。・・・」という謙虚な姿勢にじーんときました。

一流とは技術のみならず、人を磨くことということをあらためて教えられた、有意義な子供の日でした。
2013年05月01日
 五月になりました。新緑まぶしい季節です。連休ですが、どこにも行かず、家のことをこまごまとしながら過ごしています。

さて庭にでてみると、久しぶりにライラックの花が咲いていました。とてもよい香りです。北海道の言葉で、「リラ冷え」という言葉があるそうです。ライラックの咲く頃の寒さのことだそうで、きれいな響きだなと思います。
夏の北海道はいいだろうなと思いながら、中島みゆきさんの「リラの花咲く頃」を聴いてみました。気持ちだけ北海道です。
2013年04月16日
 今年は例年になく、どの花も1ヶ月早く咲いている気がします。我家の庭では白いオオデマリが華やかせ上品な花を咲かせ始めました。
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