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2012年01月06日
 出水市は1月5日が成人式。昨日は着物を着た若者で賑わっていました。知人の子供さん方が、ひとりふたりと成人になり、あるいは結婚して親になり、月日の経つのは本当に早いことと感じます。

厳しい時代ですが、明日を信じて頑張ってほしいと思います。
2012年01月01日
 新年明けましておめでとうございます。今年は辰年。低迷している政治・経済が発展していくことを願ってやみません。
穏やかな年でありますように。

昨年、最後の最後まで紅葉が残りました。初めてのことです。今年の初夢は玄関に「らくだ」が迎えに来た夢でした。どんな意味なのでしょうか。

2011年12月28日
 今日は御用納め。といっても私は官公庁ではないので、普段と変わりなく営業しています。しかし御用納めという言葉、けじめがあって好きです。折り目正しいというか、シャキッとなります。

 「ショップ新屋」30日までは頑張ります。
2011年12月24日
 早いもので、もうクリスマス。子供が小さい時はクリスマスも楽しいものですが、この歳になるとただケーキを食べるだけ。
しかし今年は自分に御褒美を。
いつも行く美容院では、クッション付きのひざかけをかけてくれます。これがとても気持ちいい。というわけで美容院さんにお願いし注文してもらい昨日届きました。

2011年12月20日
 NHKドラマ「坂の上の雲」を楽しみにしていましたが来週は遂に最終回です。日本海軍はバルチック艦隊がどこを通ってウラジオストクに入るのか、やきもきしますが対馬にて敵艦を発見し、いよいよ戦いが始まります。来週はかの有名な東郷ターンから映像が流れるものと思われます。

日露戦争といえば東郷平八郎が有名で、「坂の上の雲」を読むまで私は秋山真之のことはあまりよく知りませんでした。「本日天気晴朗ナレドモ浪高シ」という電文を始め、「皇国の興廃此の一戦に在り 各員一層奮励努力うせよ」という言葉も連合艦隊解散の辞「神明はただ平素の鍛錬に力め戦わずして既に勝てる者に勝利の栄冠を授くると同時に、一勝に満足して治平に案ずる者より直ちに之を奪ふ 古人曰く勝て兜のを緒を締めよと」いう一節も真之の考案したものだということを始めて知りました。東郷と秋山。どちらが欠けても勝利はなかった気がします。

薩摩人の私から見て、薩摩人は直線的な強さがあります。また四国・松山にもちょっとした縁があった私から伊予人を見た時、何ともいえぬ伸びやかさがあります。曲線的な強さでしょうか。真之の兄であり日本騎兵の父といわれた秋山好古は満州の地で世界最強といわれたロシアのコサック騎兵と戦いました。本来なら馬に乗ったまま戦いたい。そういう思いもあったでしょう。しかし寒さで地面が凍った土地で馬で駆けることは難しい。彼は、躊躇せず兵を馬から降ろして戦いました。こういう柔軟さが勝利を呼び込んだ、そんな気がします。海軍作戦参謀だった真之にももちろん言えることです。

そして明治という時代。誰もが同じ方向を向いていたということ。ひとりひとりが自分の中に個と公をしっかり持っていた。

現代の「坂の上の雲」は何でしょうか。
2011年12月14日
 今年は暖かいせいか紅葉がまだ楽しめます。出水小学校の前にある護国神社の中の銀杏です。黄色の葉っぱが風に舞うと本当にきれいです。
英霊もどんな思いで、この1年を、そして日本を見つめているのでしょうか。
2011年12月09日
 都会と地方、それぞれ一長一短あります。都会は何といっても便利です。病院や公共施設の充実、文化芸術面で恵まれています。しかし交通がマヒしたら一度に生活に支障がきたしてしまうなど、もろさもあります。
かたや地方は、多くの不便さを抱えています。何といっても一番は医療。高齢者を抱える家庭は、びくびくです。反面、代々住み着いた場所ゆえ、知り合いも多く、何かと助けて頂ける良さもあります。
 
今日はとても寒いです。軒下に下がっている吊るし柿を見るとほっとします。地方は、ゆるやかに都会は、一気に季節が変わる気がします。

出水市では麓が、東京では神宮外苑の銀杏並木がとても好きです。
2011年12月03日
 歯医者さんの受け付けに、紫陽花が飾られていました。季節外れとはいえ、やはり綺麗です。この12月に紫陽花を見れるなんて、とても得した気分です。
青い空、青い海を連想する鮮やかな色です。

しかし、確かに暖かい毎日は有難いですが、12月は冬。クリスマスに雪が見れるでしょうか?
2011年12月01日
 今日から師走。師匠の僧がお経をあげるために、東西を馳せる月と解釈する「師馳す」や「四季の果てる月」を意味する「四極」があるようです。
 私のようなものでも忙しい12月ですから師走が馴染みやすいような。どんな12月になるのでしょうか。
2011年11月28日
 花紫美の仕込みが始まりました。花紫美には古代米も使用されているので、麹がほんのりピンクになりとてもきれいです。

さて古代では、紫色の染料として紫草と貝紫が使われたそうです。紫草というと紫の花を連想しますが意外にも白い花で、染料の原料は紫色の根の部分のようです。昔は自生していたそうですが今は絶滅危惧種に指定され、見つけることは、なかなか難しいようです。紫尾山や加紫久利山などに自生していないかと思い山歩きをしたこともありますが、見つけることはできませんでした。古代は、どんな生活をしていたのだろうと、あれこれ想像することも結構楽しいものです。

麹は糀とも書きます。麹花という言葉もあります。
どんな焼酎が出来るのか、とても楽しみです。

勤労感謝の日も返上して仕込んで頂いた「花紫美」です。
2011年11月26日
 どこの蔵もすですが、阿久根市大石酒造でも今は仕込みの真っ最中。とても活気があります。蔵には、古くから蔵に住み着いている蔵つき酵母なるものがあります。蔵に行くと、いつもこれらの酵母が見守っている気がします。「蔵には神様がいるのよ。」と言われて育ちましたが、このことかなと思います。蔵によって味や香りが違うのも、このためでしょうか。

甕の中では蒸しあがった黄金千貫が醗酵していました。どんな焼酎が出来るか、楽しみです。
2011年11月24日
 早いもので、開店より今日で1周年を迎えます。あっという間の1年間でした。もたもたして御迷惑をかけてばかりでしたが、多くの皆様に支えられ今があります。本当にありがとうございました。

今日から、また始まり。今後ともよろしくお願い致します。
2011年11月21日
 今日は久しぶりに寒いといえる朝を迎えました。寒いのは苦手ですが心地よい緊張感があります。
大石酒造では出水兵児がしっかり甕の中に。1次仕込みの様子です。きれいな麹です。これが発酵していくと思うと生命の神秘を感じます。どんな焼酎になるのか楽しみです。

2011年11月19日
明け方から、ひどい雨・風で家が吹き飛ぶのではと思うほどのものでした。夏ならわかりますが、11月も半ばというのに、こういう天候は珍しいのでは。近頃は、世の中がめまぐるしく変わりついていけないなとしみじみ思います。

今日という日に心から感謝です。
2011年11月14日
 焼酎の仕込みは通常、お盆明けから始まります。蔵に米や芋が運び込まれ、秋から冬への季節の移ろいを感じることができます。蔵から立ち上る白い蒸気を見ると「製造が始まったんだな」と合図のように感じていました。製造と共に1年が過ぎ、近年は年を越しても製造が続けられていますが、以前は、お正月がくると無事、製造が一段落した気がしてほっとしたものです。

阿久根市、大石酒造では「出水兵児」の仕込みが始まりました。
大石社長の誠実さが滲み出た笑顔です。
私の我儘を引き受けて下さり有難いの一言に尽きます。

2011年11月09日
 暦の上では立冬も過ぎましたが、暖かい。寒がりの私が、この季節、炬燵が要らないなどありえないことです。馴染みの小料理屋のおかみさんが「寒くないから、なかなか鍋がでないわね。」と話しておられました。寒い時期は、寒くないと拍子抜けです。子供が小さい時、「今日の夜は、鍋を食べましょう。」と私が言うと「どうやって鍋を食べるの?」と驚いていたことを思い出しました。

今日あたり、鍋でも良いかもしれません。
2011年11月04日
 先月、中村勘三郎さんの歌舞伎「俊寛」、「棒しばり」が鹿児島であり、伯母と観に行きました。実は歌舞伎というもの、十代の頃一度観たきりで、今回で二度目です。

「棒しばり」は狂言で御馴染の太郎冠者、次郎冠者もので、主人が留守の間ふたりが酒を飲まぬように縛り外出するのですが、そこは太郎冠者・次郎冠者も心得たもので縛られても上手に酒を飲み、良い気分になって踊るという喜劇です。さて,能や狂言をもとにした歌舞伎を「松葉目もの」というのだそうです。私は、太郎冠者・次郎冠者は狂言だけと思っていたので歌舞伎でも上演されることを初めて知り、とても勉強になりました。今回は棒で縛られる次郎冠者を中村勘太郎さんが演じ、手を使わずにとても上手に酒を飲み、踊りも器用にこなしていました。初心者でもわかりやすく楽しめましたが、体力のいる演目だとも感じました。

「俊寛」は近松門左衛門「平家女護島」からのものだそうです。筋書きとしては、俊寛が平家打倒の陰謀に加わったとして、丹波少将成経と平判官康頼とともに喜界ヶ島に流されます。ある日、成経が、この地に住む海女千鳥と結婚することを打ち明け、俊寛と康頼の前で祝言の盃を交わしていたところ大きな船がやってきます。健礼門院の懐妊により恩赦の命が下り、上使の瀬尾が平清盛からの赦免状を読みあげるのだが、そこには俊寛の名はない。俊寛は絶望のあまり泣き叫ぶのだが、そこへもうひとりの上役である基康が船から降りてきて平重盛から俊寛への赦免状を読み上げる。赦免された三人は手を取り合って喜ぶのだが、今度は船には3人しか乗せられないので千鳥を乗せるのは無理とのこと。千鳥も船にと必死で訴える俊寛に,瀬尾は、4人目は無理だと冷たく言い放つ。
さらに瀬尾は追い撃ちをかけるように、俊寛が流されている間に清盛の命により俊寛の妻の東屋が殺され、しかも斬り捨てたのは瀬尾自身だと話す。都で妻と再び暮らすことを夢見ていた俊寛は悲しむが、逆に都に未練がなくなり、自分の代わりに千鳥を乗船させるように瀬尾に懇願する。しかし、瀬尾は拒絶し、俊寛を罵倒する。思い詰めた俊寛は瀬尾の刀を奪い斬り殺す。そして瀬尾を殺した罪によりここに止まる代わりに千鳥を船に乗せるように基康に頼む。こうして千鳥の乗船が叶い、俊寛ひとりが島に残るというもの。初めは、淡々と見送るものの、船が動き出すと、取り残された孤独感が一気に溢れ、船を追うが段々船は見えなくなり、なおも岩山に登り、船の行方を追うけれども、もう船の気配はなく、絶望した俊寛の姿のみが映し出され幕。
 と、こんな様子でしょうか。流人とはいえども勘三郎さんが演じるとまず品が良いです。それから赦免された喜びと、自分が覚悟の上で望んだことというものの、ひとり残される絶望。その極端を本当に上手く表現されていました。瀬尾の刀を奪って斬りつける場面では浄瑠璃に合わせて斬り合いが行われ、ここもなかなか見ごたえがあります。
 また、掛け声の大切さも実感しました。「大向こう」と呼ばれ、劇場公認の会もあるそうです。今回も「中村屋」の声が飛び、素人の私は、その声に合わせて拍手をしたり、ここが見せ場なんだと思ったりと、なかなか有難いものでした。
また行ってみたいと思いますが、片岡仁左衛門さんもいいないと思います。
 
2011年11月01日
 今日から11月。旧暦11月を霜月と呼び、現在でも新暦11月の別名として用います。文字通り、霜の降る月だからですが、近頃は、あまり霜も降りませんね。小学校の頃、全体朝礼で校庭に整列していると霜柱が立っていて本当に冷たかった記憶があります。

おかげさまで「ショップ新屋」も1年になります。皆様のお陰さまです。本当にありがとうございます。
2011年10月28日
 山形屋とは鹿児島市にある百貨店のことです。かつて鹿児島市には丸屋(のちの鹿児島三越)という百貨店もあったのですが、マルヤガーデンズとなり、今は山形屋だけ残っています。いつ行っても思うのですが、高齢者の女性の多いこと。何処から人が集まってくるのだろうかと思います。
87歳になる私の伯母も、「元気を出して山形屋にいかないと」と言います。6階食堂の焼きそばがおいしいとか、どこに何があるとかしっかり頭に入っています。そういう意味では、ボケ防止に一役買っている気がします。
 私は、小さい頃、山形屋の喫茶店でホットケーキを食べに行くのが、何より楽しみでした。バターとシロップがかかったシンプルなものでしたが、焼き立ての香ばしい匂いを今でも懐かしく思い出します。そのせいか他所の喫茶店でもホットケーキがあると必ず注文します。
今日は、ホットケーキでも焼いてみようかな?
2011年10月23日
 10月17日、「NHKプロフェッショナル 仕事の流儀」で虎ノ門病院・血液内科部長の谷口医師が取り上げられられました。かなり厳しい白血病の患者さんを受け入れ過酷な現実と向き合いながら、何とか「助けられる道はないものか」と苦悩し、挑戦する姿。打たれても打たれても諦めずに立ち向かう。「この医師にかかれば治せます」というような美化した話でなく、現実をありのままに編集したものでした。

 谷口医師は高校の同級生です。とても優秀な方でしたので、顔も名前もよく存じておりますが直接話したことはありませんでした。だから、あんなに人間味のある暖かい先生だということは今回初めて知りました。

実は私の身近な方が、血液の病になり先日、息を引き取りました。とてもお世話になった方でしたので、何のお返しも出来ないままで申し訳なさでいっぱいです。
谷口医師には、間接的にお世話になりました。あの忙しい中、対応して下さったことに本当に頭が下がりました。また有難いことに入院先にも同級生の医師が勤務しており、本当に親身になって治療に当たって下さいました。本人にはもちろんのこと家族に対しても丁寧な説明で、家族は本当に信頼し、この先生に診て頂けたことに心から感謝致しておりました。

私は、患者さん、御家族、先生、この三者の頑張りを、ずっと傍から見ておりました。本当に尊いものだと感じました。教えて頂いたことがあまりにも深く、うまく言葉では言えません。ただ、いろいろな意味で、「覚悟」を持って生きる。この経験を無駄にせずに生きていきたいと思います。

※「プロフェッショナル 仕事の流儀」は10月28日午前1時15分から再放送されます。是非ご覧下さい。
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