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店長日記
硫黄島顕彰慰霊祭(出水)・・・・・・・1
2011年09月26日

 25日は出水市今釜町・高龗神社内に建てられた硫黄島顕彰慰霊祭、戦没者慰霊祭が執り行われました。
この硫黄島顕彰慰霊之碑は田島祐義氏(平成21年9月病没)によって建てられたものです。ある日、出水市出身・和歌山市在住の田島氏が、外交官として活躍された祖父・田島彦四郎の書簡及び辞令を寄贈したいと県立図書館を訪れ、また同時に自分の個人史の編集に当たり出水の方はいないかとのことで、出水出身ではないけれども、出水市郡での勤務が長かった小学校時代の恩師M先生に白羽の矢が立ち、何故かM先生が関わることとなりました。田島氏は昭和17年に鹿児島45連隊に入隊されますが、幹部候補生として熊本部隊に転属となります。鹿児島45連隊の消息が気になりつつも確かなことがわからなかったそうです。やがて、個人史を編集していく中で、硫黄島で壮絶な最期を遂げた戦友の事を確認してからは、居ても立ってもおられず、せめてこの鹿児島の地に、顕彰慰霊之碑を建てることができたなら、高齢になりつつある遺族の方が硫黄島まで祈りを捧げに行かなくともこの地で祈ることが出来、また戦友たちも喜んでくれるのではないかと思いこの碑の建立を決心されたとM先生より伺いました。またこの今釜の地を選んだのは45連隊が合同演習で熊本へ向かう途中、野営をした場所であり、また祖父・田島彦四郎氏謹書(日清・日露戦争戦没者慰霊の石碑)の石碑もあり、とても縁ある場所と思ってのことだそうです。
私はM先生との御縁で、このことを知り、父や友人と共に参列させて頂きました。硫黄島の戦いは壮絶なもので、喉を潤す水一滴さえ事欠いた聞いています。それでも祖国を守らんがため闘った方々。
皆様方のお陰で、私は生かされているのだと、あらためて感じた日でした。
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