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店長日記
時代屋の女房
2011年09月03日
 BSで録画した「時代屋の女房」という映画を観ました。これは村松友視が書いた小説で1982年に第87回直木賞を受賞した作品を映画化したものです。骨董屋を経営する中年男(渡瀬恒彦)のところにふらっと若い娘(夏目雅子)がやって来て、一緒に暮らすがいなくなったり戻ったり。骨董屋の周りの人達にもそれぞれの人生、人間模様があり・・・・・・。
 何といっても夏目雅子さんの美しさにうっとり。今生きていたら、どんな風に歳を重ねていたのだろうとあらためて思います。本当に惜しい。
さて、時代屋は物を売るのでなく時代を売りますという台詞があるのですが、クリ二ーング屋の奥さんが御主人の古いトランクを「要らないから」時代屋に持ち込んでしまいます。後日、御主人がそれをまた、引き取りに行くのですが、好きな女性と駆け落ちしそこなった時のトランクで、その時の切符もそのままに残されていました。人はいろいろな思いを胸に秘めて生きているのですね。
この映画に出演していた夏目雅子さん、沖田浩之さんも亡くなり、主題歌を歌うちあきなおみさんも事実上引退し、この映画自体が時代屋そのものに感じられ、私が東京にいた頃と重なって私にとっても懐かしい時代です。あの頃は私も若かった。かな?
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