こだわりの芋焼酎を鹿児島から全国へお届け
ホーム店長日記黒の瀬戸(隼人の瀬戸)
店長日記
黒の瀬戸(隼人の瀬戸)
2011年07月27日
 先日、小学校の恩師M先生とK子ちゃんの3人で黒の瀬戸に行きました。黒の瀬戸とは鹿児島県長島町と阿久根市の間にあり、八代海と東シナ海を繋ぐ海峡。大変流れが速く干潮時には大渦が発生します。薩摩の隼人の瀬戸として広く知られており、長田王が歌ったとされる「隼人の薩摩の迫門を雲ゐなす遠くも我はけふみつるかも」が万葉集に掲載されています。以前はフェリーで行き来していましたが、1974年に黒の瀬戸大橋が架けられ、とても便利になりました。先生は昭和30年代に長島の小学校に赴任していらして、当時はフェリ-の発着が終わると外部から島への侵入はないわけで、戸も窓も開けたままで寝て、実にのどかな良い時代だったと話して下さいました。何故か先生は出水市郡での教員生活が長く、いまでもあちこちに教え子がいて、私達と同じようにあれこれと教え子のことを気がけておられるようです。
 さて私達、先生のお話を伺いながら、ちゃっかりと海の幸を御馳走になり、先生が関わった行人岳にある碑文を見せて頂きました。(この件については、いつか書きたいと思います。)帰りには、関ヶ原の戦いで生き残った「中馬大蔵の墓」(「小説 島津奔る」を読むとよくわかります)を見たいという私の我儘に場所を探して下さって、しっかりお参りすることができました。「店長日記」を読んで下さった先生は「福山雅治」の歌を始め、何曲か吹き込んだものをお土産として持ってきて下さいました。ありがとうございます。
何歳になっても、先生は先生、生徒は生徒です。今回、気を良くした私は、K子ちゃんに「M先生と史跡めぐりどうかな」と提案しましたが、K子ちゃんは爆笑していました。私は良いと思うのですが。
  Powered by おちゃのこネット
ホームページ作成とショッピングカート付きネットショップ開業サービス