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店長日記
おとうさんが怪獣になっちゃった・・・・・・・豆より
2011年07月12日
 「おとうさんが怪獣になっちゃった」高校の同級生が書いた本のタイトルです。豆よりというのは彼女のペンネームです。
最愛の夫が、ある日突然他界します。幼子ふたりを抱えて悪戦苦闘の日々が始まるのですが、彼女はどんなことでも前向きに立ち向かっていきます。一所懸命生きることの大切さと、感謝を忘れないこと。この本から学んだことです。
 豆よりさんとは、高校時代、話したことはありませんでした。しかし、この本を読み「ありがとう」を言いたくて連絡を取りました。離婚してひとりで子育てをした私にとって、この本のひとつひとつが自分達の姿と重なりました。豆よりさんと違い、私は実家での生活でしたが、それでも大変と思うことがたくさんありました。豆よりさんはとても小柄な女性です。そんな彼女がひとり何役もこなしながら子育てをしてきたのかと思うと涙がでました。

 遠藤周作氏が同じ作家の佐藤愛子さんとの対談で「あなたは苦労が身につかないから、そこがいい」と話していたことを思い出しました。「苦労をした人は、ややもすれば性格が卑しくなって人を羨ましがったり、妬んだりしがちだけれども、佐藤愛子は、純白な下着を着ているような感じ。」
 まさにこの言葉を豆よりさんに贈りたいです。


人は一人では生きられない。多くの人に助けられ生きている。不安定な今だからこそ心に沁みる1冊です。


本の横に「豆ハギ」を飾ってみました。
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