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店長日記
三歩下がって師の影踏まず
2011年03月05日
 2月の半ば、小学校からの親友K子ちゃんと、出水小の5年生の時の担任だったM先生と3人で食事をする機会に恵まれました。
M先生は私にとって恩師と呼べる先生です。書くことが、さほど好きでなかった私に「思ったことを何でも書いていいんだよ。他の人と違っていても自分が感じたままでいいんだよ。」と教えて下さり、今思うと大した文でもなかったのに「ほう、これはよく書けている。」と褒めて、やる気を起こさせて下さった気がします。また、先生の魔法は作文だけに止まらず算数にも如何なく発揮されました。難問を解くと「すごい、すごい、大したもんだ。」とやはり褒めて、また難しい問題に挑戦させるといった具合で、私は先生に褒められるのが嬉しくて、頑張った気がしますが、先生は優しいだけでなくクラスがだらけないよう、時には厳しくメリハリの利いた指導で学級をぐいぐい引っ張っていかれました。あっという間の1年で6年生になり担任が代わった時は、がっかりしたことを覚えています。
子供が小学生になり、学校の行事に参加してみると先生との関係が随分フレンドリーで面食らいましたが、今はそれが普通のようです。
「三歩下がって師の影踏まず」とは、尊敬する先生に対しては怖れ多く、たとえ影であっても踏めない、ということだと思いますが、私は、この三歩という距離がとても好きです。今は、死語となっているようですが、いつまでも大切にしたいと思います。
そういえば、もう「仰げば尊し」の季節ですね。
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