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店長日記
大相撲と私
2011年02月07日
 今から40年近く前のこと、鹿児島市の繁華街の中にある天文館公園は今のように舗装されておらず、更地でグランドのようでした。そのせいか、いろいろな催しが行われていました。冬休みだったでしょうか、学校の帰りにそこを通ると人だかりが。大相撲の巡業で取り組みを終え、片付けに入ろうとしていた時だったようで、お相撲さんが目の前をうろうろしていました。小さなテントが支度部屋になっており、よくみると貴乃花関が(亡くなられた藤島親方)いるではありませんか。サインをと思いましたが付き人が多く、とても近寄れる雰囲気ではありません。カセットから流れる音楽は、リリィの「私は泣いています」で意外だった印象が残っています。
そしてそのテントよりいくつか隔てたテントで,髷を結いながら黙々とサインをしている力士がいました。ひとつ、ふたつとテントがたたまれていく中、立ちあがろうともせずサインをしています。私もサインが欲しかったのですが、私まで並ぶと、本当に日が暮れるだろうと思えて断念せざるえませんでした。その力士こそ魁傑関であり、現放駒理事長でした。
テレビで放駒理事長の姿を見る度、当時のことが思い出され、胸が痛くなります。
 亡くなった相撲好きの祖父が、「相撲は神事で力士の四股は地鎮の意味があるんだ。」
と話していたことをふと思い出しました。

新燃岳、落ち着くことを願っています。
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