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店長日記
一酔千客
2013年07月12日
 焼酎マイスター講座でお世話になりました鮫島吉廣教授が書かれた焼酎のエッセイです。
とても読みやすく、あっという間に読み終えますが、さらっとした中にぎっしりと中身が詰まっています。
鮫島教授は、この3月鹿児島大学農学部付属焼酎・発酵学教育研究センター教授を退官されましたが、以前は薩摩酒造の常務として活躍されていた方です。自社のみならず、業界全体の技術の向上に務め、焼酎業界でこの方を知らない人はいません。また、製造はもちろんのこと、歴史・文化的なことを始め、多岐にわたり焼酎の魅力を語れる方です。焼酎を知り尽くしているからこそ書ける文章ですが、優しさと強さ、静と動、とてもバランスの取れた方だということがよくわかります。そして何より、焼酎への愛おしさが伝わります。私は、第二部・六五(神の素粒子)という文章に魅かれるものがあります。

理系の人ほど文章がうまいと何かの本で読んだことがありますが、まさにこれもその1冊。暑い夏も、爽やかな気分になれます。









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