店長日記

金木犀
2016年10月19日
花の美しさは鮮やかな色はもちろんですが、甘い香りから人を惹きつけるものもあります。そのひとつが金木犀。
朝、玄関を開けると、あたり一面甘い香りが。いつのまにか庭の一角の三本の金木犀が満開です。
金木犀は父の好きな花です。70歳の後半、手術をした父は退院後まず自宅で出迎えてくれたのが金木犀の花で、甘い香りが自分を包んでくれたといい、「ああ生きて帰れたんだ。」と思ったそうです。毎年、この時期、金木犀を眺め、頂いた命に深い感謝を持って日々暮らしていました。
そして12年後、この世を去りました。
今、金木犀が香るこの屋敷に、父が帰ってきているような気がしてなりません。
寂しいながらも、穏やかな時間です。
朝、玄関を開けると、あたり一面甘い香りが。いつのまにか庭の一角の三本の金木犀が満開です。
金木犀は父の好きな花です。70歳の後半、手術をした父は退院後まず自宅で出迎えてくれたのが金木犀の花で、甘い香りが自分を包んでくれたといい、「ああ生きて帰れたんだ。」と思ったそうです。毎年、この時期、金木犀を眺め、頂いた命に深い感謝を持って日々暮らしていました。
そして12年後、この世を去りました。
今、金木犀が香るこの屋敷に、父が帰ってきているような気がしてなりません。
寂しいながらも、穏やかな時間です。