店長日記

日本的霊性
2014年09月23日
秋の彼岸なので、お墓参りに行ってきました。父はどうしているのかなとしみじみ思います。
晩年の父は、禅や哲学の本をよく読んでいました。なかでも若い頃読んでいた鈴木大拙氏の本を何冊か、読み返していました。他人にも家族にも「ああしなさい、こうしなさい」とおしつけがましいところは一切なかった父ですが珍しく「これだけは読んでおきなさい」と言われたのが鈴木大拙氏の「日本的霊性」です。
私には難しく、1回では理解できそうもありませんが、「大地」の大切さを説いておられると思います。『霊性ほど大地に深く根をおろしているものはなく、大地と自分は一体である。』と。
概念に日本的霊性が宿っているのではなく、大地に足をつけて生きていく中に真実があるということでしょうか。
まだ読んでいる途中ですが、何となく父が言いたかったことがおぼろげにわかる気がします。
読書の秋です。
晩年の父は、禅や哲学の本をよく読んでいました。なかでも若い頃読んでいた鈴木大拙氏の本を何冊か、読み返していました。他人にも家族にも「ああしなさい、こうしなさい」とおしつけがましいところは一切なかった父ですが珍しく「これだけは読んでおきなさい」と言われたのが鈴木大拙氏の「日本的霊性」です。
私には難しく、1回では理解できそうもありませんが、「大地」の大切さを説いておられると思います。『霊性ほど大地に深く根をおろしているものはなく、大地と自分は一体である。』と。
概念に日本的霊性が宿っているのではなく、大地に足をつけて生きていく中に真実があるということでしょうか。
まだ読んでいる途中ですが、何となく父が言いたかったことがおぼろげにわかる気がします。
読書の秋です。